2004/01/27 Vol.010
━ 2004/01/27 Vol.010━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・‥‥…
凵凵凵凵凵凵凵凵凵凵凵 試作、小ロット2層・4層専門
┏━━━━━━━━━━┓ プリント基板 製造ネット通販
) 電子工作の達人 ┃ P板.com
┗━━━━━━━━━━┛ http://www.p-ban.com/
・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
旧正月が明け、P板.comも本格始動です。
この旧正月というのは、旧暦での正月です。旧暦はお月様の満ち欠け
(15日サイクル)を基にしていますので、現在の西暦に当てはめると「ずれ」
が生じます。その為、旧正月の日付は毎年変わります。ちなみに今年は
1月22日が旧正月でした。
日本にはなじみがありませんが、東南、東アジア圏で旧正月をお祝いしない
国はほどんどありません。 中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、シンガポール、
マレーシアなど、多くの国が盛大にお祝いします。
中国文化を多く取り入れた日本がなぜ旧正月をお祝いしないのか、
不思議ですね。
・・・INDEX・・・
1.プリント基板の達人 --- 露光について ---
2.電子工作の達人 --- 二足歩行ロボットの戦い ---
3.P板.com の達人 --- ガーバーデータ確認用のCAMソフト ---
■□■1.プリント基板の達人■□■ --- 露光 ---
現在の基板の状態は、銅箔にドライフィルムをラミネートし、パターンが
印刷されたフイルムを重ね合せてあります。この次の工程が「露光」と
なります。
多くの製造工場では、露光工程で「自動露光装置」を使用しています。
露光とは、簡単に言えば基板に光(紫外線)をあてるだけの単純な
工程ですから、特別な技術は必要ありませんが、3点ほど気をつける
べき点があります。
1.基板とフィルムの間に空気を入れない、真空状態にする
2.露光時間を守り、効率的に作業を行う
3.光線を基板と垂直に入れる
自動露光装置は、この3点をしっかりと守るように工夫されています。
<工夫1> --空気を入れない--
基板とドライフィルムはラミネート工程で密着させていますが、
フィルムは重ね合わせているだけですから、空気が入り込んでいます。
空気が入り込んだままで露光すると、空気に当たった光が乱反射
してしまい、きちんとしたパターンを形成できません。
自動露光装置は、ガラス板(下部)と透明なビニール製のカバー(上部)
で基板をまるごと包みこみ、基板ごと真空状態にします。
さらに人間の手で基板をこすり、フィルムと基板の間に入り込んだ空気を
全部追い出すようにします。
気泡が無くなったのを確認した後、ガラス板をスライドさせて機械内部に
送り込み、光を当てます。光源のパワーにもよりますが、30秒~1分ほどです。
<工夫2> --効率的な作業--
露光装置の種類にもよりますが、ほとんどの装置には上下で2セットの
ガラス板があります。まず、上のガラス板に基板を乗せて真空にした後、
機械内部にスライドさせて露光します。
同時に露光が終了した下のガラス板が機械内部から自動的に出て
きますので、真空を解除した後、まだ露光していない基板に取り替えて
から、真空状態にしてスライドさせます。すると、先ほど送り込んだ上の
ガラス板が出てきます。
上下上下でリズム良く、露光時間もきちんと守れるようになっています。
<工夫3> --光線を基板と垂直に入れる--
自動露光装置には大きく分けて2種類あります。
A.点光源装置
装置の中に1つの電球(光源)があり、その1点から光を放射します。
光源が1点なので、点光源装置と呼ばれます。問題は、光源が一つ
しかないので、基板の部分によっては光が斜めに入り込み「ずれ」が
生じることがあります。
B.平行光源装置
点光源で問題となる「ずれ」を防止する工夫を施したのが、平行光源
装置です。光源は一つですが、フライアイレンズと呼ばれる特殊な
レンズと放物面鏡を組み合わせることによって、基板のどの部分にも
光線が垂直に入るように設計されています。
フライアイレンズとは、研磨されたレンズを長方形に切り出して、貼り
合わせたもので、照明の均一化に使用されます。ハエの目に似ている
ことから、フライアイと名づけられました。とても高額なレンズです。
露光が終了しますと、紫外線が当たったドライフィルムの乳剤層が化学
変化を起こして硬化します。硬化すると、次工程の現像を行う際に使用
される現像液に対して不溶性になります。紫外線が当たらなかった部分は
硬化しませんので、現像液に溶けてしまいます。これが現像の原理です。
次回は、現像工程の説明となります。
□■□ 2.電子工作の達人 □■□ --- 二足歩行ロボットの戦い ---
二足歩行ロボット同士がリング上で戦い合う「ROBO-ONE」という競技をご存知で
しょうか。ロボットからパンチやキック、頭突きなどの攻撃技が繰り出され、相手
ロボットをダウンさせます。戦いだけでなく、横歩きや階段の上り下り、愛嬌のある
動きを披露するパフォーマンスもあり、見ごたえ十分です。
1月25日~2月1日まで第5回ROBO-ONE大会が実施されます。会場は東京都
江東区にある日本科学未来館です。新交通ゆりかもめ線「船の科学館駅」から
徒歩5分ほどです。見に行く事の出来ない方は、NHKの中継もあるようですので、
ぜひご覧下さい。
詳しくはROBO-ONEオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://www.robo-one.com/
ロボットの作成に興味がある方は、第4回ROBO-ONE大会で優勝した「A-do」の
作者である菅原雄介さんのホームページが勉強になります。
A-doにも搭載されている部品を購入したい場合は、
(株)マイクロアプリケーションラボラトリーさんが便利です。
ロボット用コントローラUNICONはP板.comをご利用いただいただいております。
http://www.mal.jp/
新A-doのコントローラもP板.comをご利用いただき基板製造していただいた、
マイクロアプリケーションラボラトリーのUNICONの縮小版です。
■□■3.P板.comの達人■□■ --ガーバーデータ確認用のCAMソフト--
「基板設計CADから吐き出されたガーバーデータが、設計通りになっているか
不安だ」「ガーバーデータを確認できるソフトはないか」とお問合せ頂くことが
ございます。
そうした場合には、CAMソフトのご利用をお薦めします。紹介ページを作成しま
したので、ご参考にして下さい。
http://www.p-ban.com/guide/recommend_cad.html
CAMとは、Computer Aided Manufacturingの略で、その名の通り、製造を助ける
コンピューター(ソフト)です。具体的には、頂いたガーバーデータとドリルデータ
をCAMソフトで読み込み、製造に必要とされるデータに作り変えます。
例えば、基板をルーターでカットする工程の、ドリル回転スピードや、どのように
ドリルを移動させるのかをCAMソフトで作成します。
面付けや、製造するうえで必要な余白部分を追加したり、基板を固定する穴や基準穴
を加えたりするのも、CAMソフトで行います。
紹介してあるCAMソフトですと、すべての機能は使えませんが、吐き出した
ガーバーデータを読み込んで、設計通りに吐き出されているか確認する事が
出来ます。線幅や線間を測定することもできますので、デザインのチェックにも便利
です。
------------------------------------------------------------------------
凵凵凵凵凵凵凵凵凵 2層・4層試作小ロットネット通販
┏━━━━━━━━┓ プリント基板 製造サービス
) 【 P板.com 】 ┃ 【 P板.com [ピーバンドットコム] 】
┗━━━━━━━━┛ http://www.p-ban.com/ tel:03-5228-7871
info@p-ban.com fax:03-5228-7872
------------------------------------------------------------------------
【発行元】株式会社 インフロー
〒162-0805 東京都新宿区矢来町46ユーフミヤビル101
【発行人】江口 耕三
本メールマガジンに関する、ご意見・ご感想は、info@p-ban.com
までお気軽にお送りください。
------------------------------------------------------------------------
本稿掲載の記事等の転載を禁じます。
このメールマガジンは等幅フォントでご覧頂くことをお薦めしいたします。
------------------------------------------------------------------------
すべての著作権は株式会社インフローに帰属します。
Copyright(C) 2003-2004 inFlow Corporation. All rights reserved.














