2005/03/10 Vol.016
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こんにちは!P板.comの後藤でございます。
雪が残る庭に、梅の花が頑張って咲いておりました。
もう直ぐ春ですね。
時期外れのインフルエンザが流行っているそうです。
P板.comでは最近購入した空気清浄機が悪い花粉とウイルスを吸い込み、代わ
りに爽やかなマイナスイオンを吹いてくれています。
皆様、どうぞお体にお気を付けくださいませ。
・・・INDEX・・・
●━1.プリント基板の達人「D2CAD特集」<部品作成・基板作成編>━●
●○●2.コラム【四方山話(よもやまばなし)】~銅(その1)和同開珎~
■□■3.P板.comの達人 ~プリント基板発注までの流れ~■□■
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●━1.プリント基板の達人「D2CAD特集」<部品作成・基板作成編>━●
今回は部品作成から基板作成に必要なネットの出力までちょっとだけヒントを。
使用方法は下記ページからD2CADのマニュアルのページをご覧ください。
http://www.yansoft.com/
D2CADに対する質問、リクエストなどは下記の会議室へどうぞ。
http://www.yansoft.com/bbs/index.html
<<部品作成編>>
D2CADでの部品の作成は回路図面と同じ図面内で作成します。
回路図を描く要領で、ラインやピン、文字を使用して部品を描きます。
次に文字入力で、NAME, REF, VALと3つの文字列を入力します。
部品化したときにこれらの文字列が、部品名、参照番号、初期値になります。
電源など参照番号のないものはREFが省略でき、初期値の必要ないものは
VALが省略できます。
部品を描いたらそれらのアイテムをすべて選択してください。
右クリックすると部品化のコマンドが有効になっているはずです。
部品化をすれば部品が作成されます。
このままでも使用できますがよく使う部品は、部品ファイルに登録しておけば
部品入力で使用できるようになります。
部品には他の部品と共通性を持たせるためのローカルルールがあります。
下記ページを参考に作成してください。
http://www.yansoft.com/d2cad/cadpartrule1.shtml
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メモ12)部品サイズの変更
新規作成時に設定した用紙サイズで入らなくなった場合は、用紙サイズの変更
ができます。D2CADのメニューからファイル -> 図面サイズの変更です。
メモ13)図枠の変更
図面サイズの変更と同時に、図枠の変更もできます。
図枠ファイルはD2CADをインストールしたフォルダに用意しておきます。
カスタマイズした図枠ファイルの作成方法は、下記ページを参照してください。
http://www.yansoft.com/d2cad/cadmaketitle.shtml
図枠の印刷されている用紙に印刷するときは、環境設定「図面」で
「図枠表示」をOFFにしてください。
<<基板作成準備編>>
回路図を描いたら、プロジェクトファイルを作成して、同じ基板の回路図の
ファイルをすべて登録します。登録リストの一番上が1ページ目になります。
プロジェクトを登録するには、プロジェクト(青旗)ボタンを押します。
詳しくは下記のページを参照してください。
http://www.yansoft.com/d2cad/cadprojdialog1.shtml
では基板作成に必要なツールを使用しましょう。
部品番号整理->重複整理->ネットリスト->部品表
の順にツールを実行するのがお勧めです。
各ツールのオプションでHTML出力をONにしておくとエラーレポートを
インターネットエクスプローラで見ることができ、エラー個所をクリックして
図面中にジャンプすることのできます。
ネットリストは他のCADのように出力ピン同士が接続された状態でも回路図
どおりに出力されます。
ネットリスト作成時にネットレポートファイルを作成するようにしておけば
電気接続エラーのレポートが出力されるので電気的なチェックも可能です。
ネットレポートファイルでは、特に次の2つは必ずチェックするようにします。
Open Wireの個所(信号名のスペルミスの可能性があります。)
Open Pin で電源ピンや入力ピンになっている場合
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メモ14)基板設計の値段
基板設計料は、部品実装密度によって多少変わりますが1ピン=200円前後
と見ればいいでしょう。
D2CADは重複整理で見積もり用のピン数をカウントしています。
実行したらログファイル内の総ピン数にピン単価をかけると設計料がだせます。
3回にわたってD2CADの機能をざっと書いてきましたが、この他にも便利
な機能が隠れています。マニュアルやヘルプに載っていない(?)隠れた機能
はD2CADのホームページの改版履歴のページを逆からたどっていくとわか
るでしょう。(^^
次回は「D2CAD」に引き続き、いよいよ次は基板設計CAD「K2CAD
特集」です。
乞うご期待。
●○●2.コラム【四方山話(よもやまばなし)】~銅(その1)和同開珎~
銅は熱伝導率が高いため、ヒートシンクにも用いられる材料です。
銅鍋は熱伝導率が高いため、火加減がまんべんなく加熱されるのですよね。
基板に用いられる銅の主たる目的では導電材料として用いられています。
基板に銅が用いられるのは高導電性・高熱伝導率の特性を利用していて、
非常に理にかなったことですね。
銅には大変お世話になる業界ですので、銅にまつわる話題を一つ。
行楽日和であれば観光地にも行きたくなる時期ですよね。
埼玉県秩父の里にわが国初期の銭の原料が採掘されたとされる和銅遺跡があり
ます。
時の朝廷は国産の銅が見つかったことで大変慶び、元号を慶雲から和銅に改元
した程です。
現在は銅の原料としては、黄銅鉱(銅・硫黄・他の化合物)などの鉱石を製錬
して金属銅を取り出しています。
しかし、和銅遺跡で採掘された銅は、天然に産する金属銅(自然銅)でした。
それを精錬して、より純度の高い金属銅を得ていたと考えられます。
この金属銅と金属錫を用いて青銅が作られ、鋳造法でつくられたとされるもの
が和同開珎です。
ところで、銭には四角い方形の穴があいていますが、なぜかをご存知でしょう
か。当時の銭は鋳造法で作られたため、湯口(ゆくち)が残ってしまったり、
バリなどが出やすく、それらを後工程で取り除いていました。
そのため、四角い穴には四角い棒が差し込まれ、沢山の銭を同時に扱うことで
、バリ取り等を高効率に行える工夫がされていたためです。
現在の10円硬貨は銅貨ですが、和同開珎は青銅貨です。金色に輝く青銅は、
改元した都でまばゆく輝いていたのでしょうね。
そろそろ水温む季節です。行楽に秩父はいかがですか。
■□■3.P板.comの達人 ~プリント基板発注までの流れ~■□■
P板.comがどのように皆様の大切なガーバデータをお取り扱っているのか!?
今回は、その辺をお伝えしようと思います。
P板.comではデータチェックに「CICAM」というCAMソフトを使用しております。
CAMソフトとは、お客様がCAD作成したデータをガーバーデータに出力した
際に、データが正常に出力されているかを確認するためのソフトウェアです。
プリント基板を発注する前にチェック用に活用することで、データのミスを
事前に確認でき再製造やショートなどリスクを最小限に抑えることができます。
「CICAM」とはシーエィディプロダクト社製(日本)。
無料トライアル版ダウンロード可能です。
日本語表記でわかりやすく、自動でガーバデータを読み込めるのでチェックに
最適なのです。 特に使用期間限定はありません。
こちらでダウンロードできます。
http://www.cadpro.co.jp/products/cicam/CICAMframepage2.html
トップページ「ガーバービュワーのダウンロードはこちら」をクリック。
P板.comではご注文いただいたガーバデータを、まずこの「CICAM」にて
*パタン切れしていないか。
*パタンクロスしていないか。
*パタン幅、間隔に問題ないか。
*スルーホールはランドにずれていないか、ノンスルーホールの確認。
*レジストはずれていないか。
*PDFファイルや、指示書などを添付いただければ、
それとの整合性を図ります。
*Vカット、ミシン目などの加工基板が製造基準上問題ないか。
などのチェックを行います。
修正が必要であれば、お客様にご連絡、ご確認お願いしております。
これにより大半のミス製造は防げます。
次に工場に製造を依頼いたしますが、再度工場にて別のCAMソフトにてチェック。
ここで引っかかったものも、勿論お客様にご連絡、ご確認いただき、修正を
お願いしております。
ここまで通り抜けた正しいガーバデータは、晴れて製造を進めることができます。
皆様、どうぞご安心してご注文下さい。
まずはお見積、ご質問、データチェックだけでも、下記宛先までお送り下さい。
info@p-ban.com
随時お待ちしております。
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