2005/09/14 Vol.024

━ 2005/09/14 Vol.024━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・‥‥…
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いつもお世話になっております。P板.comの後藤です。
残暑が厳しいですが、お身体の調子はいかがでしょうか。ご自愛下さい。
先日、福岡市で開催致しましたCADLUS X講習会へご参加いただいた皆様、
誠に有難うございました!
様々なご意見まで頂き、おかげ様で大変有意義な講習会となりました。
今後も様々な都市での講習会開催を予定しております。
リクエストがございましたら、こちらまでお願いします。
info@p-ban.com

・・・INDEX・・・
●━━1.プリント基板の達人
           <CiCAM特集 第5回~合成レイアの基礎~>━━●

■□2.P板.comの達人 ~無料CADソフトCADLUS_X講習会のご案内~ ■□
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今回も、無料CAMソフト「CiCAM特集」お送り致します。
知っていると、基板設計に必ず役に立つ知識があります。要必見です!
前号までの内容はこちらをご覧下さい。
http://www.p-ban.com/mail_magazine/backnumber/
P板.comのCAMチームも、このソフトで皆様のデータをご確認させて
いただいております。
基板発注前にこのCiCAMでチェックすれば、製造ミスを防ぐことが出来ます。

●━━1.プリント基板の達人
           <CiCAM特集 第5回~合成レイアの基礎~>━━●

・合成レイア(Composite)
CiCAMで274X(拡張Gerberデータ)を読み込むと、1ファイルを読み込んだの
に複数のレイアが右側のレイアツールバーに表示される場合があります。
この時、レイアツールバーのTABに「合成」の表示が現れます。
表示ツールバーでは、グレーアウト表示だった「合成表示」ボタンが有効に
なります。
合成レイアが有った場合、CiCAMではこの様な動作を行います。
★合成データの274Xでの表現
1層が図形1、2層が図形2の絵柄としたとき、下図の様に1層-2層は、
図形3になります。

図形1 図形2 図形3
■■■■ ■■■■
■■■■    -    □□ = ■ ■
■■■■ (マイナス)  □□ ■ ■
■■■■ ■■■■

274Xでは図形1のデータは、ポジですから %LPD*%の後に記述されます。
図形2はネガですから %LPC*% の後です。
実際のGerberで見たいのであれば、メモ帳等でGerberデータを開いて
「%LP」 のキーワードを探して下さい。
%LPD*% ~ ポジデータ
%LPC*% ~ ネガデータ
実際の表示がこの通りでない場合は、直接ご質問下さい。
274Xには%IPNEG*%等の反転させる命令が幾つかあります。

★実際はどんなデータで使用するのか
最も一般的なのは、シルクデータです。シルクのインクがランドにかかると
半田付け不良になってしまいます。
274Xの合成レイアを使えば、以下の様に表現できます。

シルク層 - レジスト層 = シルクがランドにかからないデータ

標準Gerberですと物理的にシルクをカットしたり、基板の作成指示で
「シルク層は、レジスト層で抜く事」などとしていました。
※274Xではこれをデータ上の命令で表現出来ます。

★CiCAMでは合成レイア表示だとレスポンスがちょっと遅くなる。
CiCAMでは合成レイア表示でも、通常のレイア表示と同じように作業が出来る
ように、涙ぐましい努力をしています。内部では次の様に作業しています。
1)表示画面と同じメモリを用意
2)このメモリ上に合成の順番で描画
3レイア合成であれば通常の3倍の処理時間になってしまいます。
丁度ペイントブラシ等で塗り潰しの中に白い丸を描くような
    イメージで表示画像を作ります。
3)表示画面へ転送します。

こんな事をしていますので、他のシステムでは難しい合成表示レイアを
何層も重ねて見ることが出来るのです。
システム設計段階でこれだけは実現すべく、色々考えました。

・CiCAMに於ける合成レイア表示テクニック
★表示の切り替え
表示は「合成表示」に切り替えて下さい。このスイッチは表示ツールバーの
中にあります。このツールバーは双眼鏡アイコンや、メガネアイコンがある
ツールバーです。
透過/上書きモードを透過にします。
このアイコンはステータスツールバーに有る十字のアイコンです。
以上で通常のデータの様に上から重ねた状態で見えます。
上書きモードでは、データの無い部分(黒部分)で下のデータが消えてしま
います。
★どのレイアが合成に関係しているかを調べる
1)レイアツールバーのTABを合成にします。
2)表示色の右側に合成名が表示されていますが、ここでマウス
    の右ボタンを押します。
3)プロパティを指示します。
番号 属性 タイトル 塗り/抜き
1 未設定 塗り
2 未設定 抜き
3 未設定 塗り

等と表示しているはずです。番号がレイア番号です。
今回は1,2,3の3つのレイアから構成されていることが解ります。

★合成レイアと一般レイアを同時表示する
1ファイル目が合成無しで、2ファイル目が合成有りのデータを読み込んだ
場合、「合成表示」アイコンをONにすれば問題なく表示できます。
「合成表示」モードになっていると、この合成に関係するレイアの表示を
ON/OFFしても表示は変わりません。無関係のレイアはON/OFF出来ます。

★合成レイアを編集する
最初は1つの合成レイアだけを表示して作業したほうが確実です。
1)レイアTABにし、全てのレイアの表示をOFFにする
2)合成TABにし、ここで表示をONにします。
ONの状態であれば一度OFFにして、もう一度ONにします。
レイア側も関係するレイアがONになります。
この状態で編集します。
隠れているレイアを表示するには、表示モードを Real-1 に切り替えれば
見ながら編集できます。

★合成レイアに関係するアパーチャ数を調べる
レイアTABを合成にし、合成名の上でマウスの右ボタンを押し、
「アパーチャカウント」を指示すれば数を確認できます。

・今後の対応
CiCAMの合成データの取り扱いは、表示部分は良いと思っていますが、
操作部分で改良を考えています。
274Xデータが多くなって来ましたので、編集の時のみ物理レイアを表示する
ような方法です。
塗り抜きに関係するデータはリンクして...と考えていますので、
期待して下さい。


■□2.P板.comの達人 ~無料CADソフトCADLUS_X講習会のご案内~ ■□

「やっぱり人に教えてもらってからパターン設計CADを導入したい」
というご要望にお答えして「CADLUS X講習会」毎月第2金曜日(初級編)
第3金曜日(中級編)定期開催しております。
CADLUS Oneユーザー様の初期教育としてもお申し込み可能です。
回路図ネットデータを読み込んで基板設計を行い、P板.comに発注するまでの
手順をご説明いたします。
CADLUS Xでのパターン設計をマスターする為、この機会をぜひご活用ください。

※お車でのご来場をご希望の方が、駐車場に限りがございますので、
お申し込みの際にご連絡ください。

第3回 CADLUS X講習会【中級編】
  日時:2005年09月22日(木)13~17時

  場所:(株)ニソール セミナールーム
      埼玉県狭山市富士見2丁目2-12
      最寄り駅:西武新宿線狭山市駅 徒歩15分

  費用:15,000円
 (当日現金にてお支払ください。領収書を発行させていただきます。)

  定員:各回先着順 10名
 (定員になり次第締め切らせていただきます。残り若干数です。お早めに)

  お申込方法:info@p-ban.comへメールで「お名前」「ご連絡先」
        を明記の上お申込ください

講義内容など詳細は、こちらをご参照ください。
http://www.p-ban.com/services/2005/05/cadlus_x_school.html

~CADLUS Xプリント基板設計ガイド【初級編】のご案内~
CADLUS X講習会でも利用しているガイドでネットリストの読み込みから簡単な
2層基板の設計手順がわかりやすく書かれています。
http://www.p-ban.com/services/2005/05/cadlus_x_design.html
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