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Question & Answer No.01 |
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一般的な目安としては下記となります。
・パターン幅1.0mmに対して、許容電流:1A
・スルーホール径φ0.3mmに対して、許容電流:300mA
なお、理論値では上記の倍以上の電流を流せる値になりますが、
実際の物理的使用環境においては「基板自体の製造のバラつき」や「過電流(想定以上の電流が流れる)」などが起こりえますので、安全・安心の設計を心がける事が重要となります。
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Question & Answer No.02 |
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ジャンプVカットで割りにくい箇所がありました。
割りやすいようにするための、設計の工夫があれば教えてください。
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Vカットは、回転している丸のこぎり形状の刃に、基板を水平接触するように進行させ、V溝加工を施します。
ジャンプVカットは、その回転している刃を進行途中に引き上げて作成するため、終わり部分のV溝が浅くなり『割れにくい』という状態が発生する恐れがあります。
対策としては、ジャンプVカットの終わりに、「スリット」若しくは「捨て基板」を設けてください。
(「捨て基板」の場合、ジャンプVカットのラインは捨て基板内まで伸ばすようにお願いします。)
このようにデータを作成していただければ、製品部分のV溝が浅くなることが少なくなり、割りやすくなります。
詳細は、製造基準書の「5.1.1 ジャンプ V カット」をご参照ください。
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Question & Answer No.03 |
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CADで設計したものと、実際に製造された基板の絵柄が一部異なっていました。原因を教えてください。
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恐らく、CADソフトから出力されたガーバーデータが、CAMソフトで誤認識されたことにより、意図通りの形状にならなかったものと考えられます。
プリント基板の製造用に用いられるデータ形式は、米国の電子工業会(EIA)にて「RS-274X」を世界標準として定められていますが、データ形式としては正規なRS-274X準拠であっても、データ内にマイナーだった仕様や記述が残されていることがあり、それがCAMソフトによっては正しく認識できないことがあります。
そのため、すべてのCAD/CAMソフトで正しく読み込み・表示がされるデータ出力の設定が重要となります。
※ぜひ、CAD管理者様、システム管理者様にご確認ください!
・座標およびコマンド記述:省略しない○・省略する×
・円弧補間:1/4円○・全円×
・ベタ塗潰し:塗潰しで出力○・輪郭で出力×
・繰り返しコマンド(リピート):使用しない○・使用する×
なお、誤認識される一番多くの原因は、【面の塗りつぶし:Polygon(ポリゴン)データ】が考えられます。
ガーバー出力時に、ポリゴンのまま出力せず、塗りつぶして出力していただくことを強くお勧めします。
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