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Question & Answer No.01 |
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フレキ基板で配線の特性インピーダンス制御の設計を行なう方法を教えてください。
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フレキ基板で特性インピーダンス制御の設計を行なう方法は3通りあります。
1.ベース材を厚くして配線層とプレーン層の距離を大きくする方法。ただし折り曲がり辛くなります。

2.片面配線で信号配線の両側を太いGND配線にするコプレナー構造を使用する方法。

3.GND層をプレーンではなくメッシュ状にする方法。

上記3通りの方法は層構成、配線の幅、間隙によってインピーダンス値が変わります。【3】はメッシュの幅や間隔、メッシュGNDとインピーダンス配線の位置関係もインピーダンス値に影響を与えるので特に注意が必要です。
上記説明でも分かる通り、フレキでインピーダンス制御を行うのは特殊な方法が必要です。各製造会社で対応方法は異なるので、
フレキでインピーダンス制御を行なう時は、設計前に製造を委託する会社へ確認を行なうことをお勧めします。
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Question & Answer No.02 |
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部品パッドやスルーホールからの配線にティアドロップを付ける理由を教えてください。
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部品パッドやスルーホールからティアドロップなしで配線を行なうと、直角に近い配線ができます。直角に近い箇所は、配線の直角パターンと同様にオーバーエッチングによりパターンが細くなったり、断線する可能性が高まります。ティアドロップをつける事で直角の配線を無くし、パターンの細り等を防ぐ事ができるのです。
ただ、ティアドロップを付けるのが難しいCADもあると思います。その場合は、配線を太くする事で代用する事もできますので、環境によって使い分けを行なってみてください。

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Question & Answer No.03 |
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片面でパターン設計をしていたのですが、配線が数箇所クロスしてました。片面基板で配線のクロスを解消する方法はありますか?
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片面基板の設計で配線のクロスを解消出来ないときは、ジャンパーを使って修正してみましょう。
ジャンパーとは離れた電気回路間をつなぐ電線などを指します。挿入抵抗のリード線がジャンパーとして使われたりします。ジャンパーを部品のように実装することで、片面基板でもクロスを解消できるのです。
ジャンパー使用する場合以下のポイントを意識すると誤実装を防げます。
・ジャンパーの長さは統一する
・ジャンパー実装方向を水平、垂直の2方向に限定する
長さが揃っていないと、曲げ加工や挿入位置の間違えが発生しやすくなります。ジャンパーの長さを、使用する挿入部品の長さと同じに統一すれば、間違えが少なくなります。また、方向も水平・垂直の2方向に限定する事で、より間違えを防ぐ事ができるので意識してみましょう。
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Question & Answer No.04 |
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狭ピッチBGAの設計でパッドオンビアを使用してます。注意点するポイントはありますか?
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BGAはパッドサイズが異なると実装が困難になります。その為、パッドオンビアのビアランドサイズが、BGAのパッドサイズより大きい場合は注意が必要です。パッドオンビアの有無でBGAのパッドサイズの大きさが変わる為です。
BGAのパッドサイズは同サイズに揃えて製造する事をお勧めします。
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