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Question & Answer No.01 |
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下図のような形状を基板設計時に作成したいのですが、所持しているCADでは、この形状を作ることはできません。なにか良い方法はないでしょうか?
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作成したい図形が1つのデータで作れない場合は、複数のデータを組み合わせて作りましょう。
今回の場合、ベースとなる「四角」(以下データ【A】)から「半円」(以下データ【B】)を抜く事で作成する事ができます。
データ【A】とデータ【B】を出力して、「データ【A】からデータ【B】を引いた画像合成をすること」と指示していただければ、
工場で画像データの合成を行います。ただし、画像合成は間違えやすい作業なので、データ【A】とデータ【B】に加えて、作りたいと思っている画像の完成図も必ず添付してください。
また、このような合成データを作れるCADで設計した場合は、ガーバーデータ出力後に、ガーバーデータをViwerソフトや、紙(PDF)に印刷して確認してください。
CAD画面では正しく合成されているように見えても、ガーバー出力の設定によっては作画データに合成結果が反映されていない場合もあるので注意が必要です。
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Question & Answer No.03 |
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「2015/7のQ&A」で終端抵抗の有無についての記事がありました。今回、この中の信号に対して直列につながっている終端抵抗を使用する予定なのですが、アートワーク設計時の注意点はありますか?
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直列終端の抵抗は、ドライバの出力側やドライバに近い場所、ドライバ回路の一部として捉えられるくらいの配線距離以内に配置します。ドライバから抵抗までの距離が長いと、反射によるノイズを低減できません。具体的な目安としては”100 MHzで配線を15mm程度”以内となります。
直列終端抵抗は、ドライバの出力インピーダンスと終端抵抗の合計を配線の特性インピーダンスと同じ値にすることで、反射ノイズの発生を無くすことができます。ドライバの出力インピーダンスについては、ドライバの仕様書に従うか、または仕様書に記載されている出力電流値から求めることができます。なお、今回ご紹介した直列終端抵抗は、
“ダンピング抵抗”とも呼ばれる事があります。この単語が出たときは、抵抗の配置位置を気にしてみてはいかがでしょうか。
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Question & Answer No.04 |
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クロック信号の周囲をGNDガードをしたいのですが、一部GNDガードができない場所があります。このような箇所にもGNDガードは絶対に必要でしょうか?GNDガードの効果的な配線の仕方を教えてください。
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クロック信号やアナログ信号など、他からのクロストークノイズを受けてはいけない信号には、配線の周囲をGNDでガード配線を施します。
GNDガードは太くし、ビアを使って内層のGNDプレーン層にしっかりと接続します。ご質問のように、一部にGNDガードができない部分はGNDガードを一部切断しても問題ありません。
この場合に注意が必要なのは、GNDガードの切断部にはビアを使ってGNDプレーン層に接続を取ることです。GNDガードが細かったり、浮いていると、
かえってクロストークノイズを増大させるため、このような場合にはGNDガードを無理に入れずに、ほかの配線との間隔を広くしたほうがノイズを低減できます。
配線密度により、GNDガードの仕方を考えましょう。
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