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Question & Answer No.01 |
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フレキシブル基板に部品を実装する時、補強板を付けますよね。でも補強板を付けると、フレキシブル基板の薄さや柔軟性といった特徴がなくなります。補強板がなくても部品実装できそうなんですが、これ本当に必要なんですか?
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フレキシブル基板に補強板を付ける主な理由は、以下の2点です。
・フレキシブル基板の厚みを調整する。
・フレキシブル基板に電子部品を実装しやすくする。
フレキシブル基板の厚み調整については、「2014/3 のQ&A」でご紹介してるので、そちらをご参照ください。
今回は、電子部品の実装をしやすくする点について説明をいたします。
フレキシブル基板は、「薄い」「柔軟性」といった特徴があります。これらはフレキシブル基板の大きな特徴ですが、部品実装という点からみると、信頼性を低下させる原因となります。そこでフレキシブル基板の部品実装の信頼性を向上するために、補強板を使用します。部品実装を行なうエリアに補強板を貼り付けて安定させる事で、反りや曲がりを防止し、信頼性を向上します。
補強板を貼り付けるエリアにも注意が必要です。補強板は、はんだ付けを行う反対側の面に貼り付けます。はんだ付けを行なうパッドが補強板で隠れるのを防ぐためです。また、部品搭載エリアより一回り大きい補強板を貼り付ける事もおすすめします。補強板が部品実装エリアより小さかったりギリギリの場合、部品を安定して支持できず部品実装の信頼性が低くなります。補強板の用途を知って、正しく活用しましょう。

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Question & Answer No.02 |
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基板内に加工ガイド用の穴を設ける事を推奨してますよね。 用途も分からないのですが、この穴が無くても基板は作れるので必要ないと思うのですが如何ですか?
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加工ガイド用の穴は、基板の外形加工時の位置決めとして使用します。この穴に各機器の位置決めピンを挿し、外形の寸法ズレや、外形カット後の基板が機器内に落ちないよう支持します。
加工ガイド穴がなくても製造できるのでは? というお話ですが、製造は可能です。その場合、ルーターカットする予定の一部を残し、後から手動でカット&やすりを掛けて製造しております。量産を計画している場合は、試作段階からガイド穴を設けておくと、後々の作業工数が少なくなります。
少しの工夫で、先の工数を減らす事ができます! 皆さん意識してみましょう!

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Question & Answer No.03 |
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熱に弱い表面実装部品があり、はんだこてやリフローなどでのはんだ付けができません。 この部品を基板に実装する手段はないのでしょうか。
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高温を使用するはんだ付けでの部品実装が難しい場合、導電性ペーストインク(接着剤)を使用して部品実装する方法があります。導電性ペーストインクとは、常温硬化、または低温度での乾燥硬化可能、かつ導電する特殊な接着剤です。外部から高熱をかけずに、室温で数時間保持するとインクが硬化し接着されます。熱に弱い部品を基板に取り付ける際には、一つの選択肢になると思います。P板.com でも導電性ペーストインクを使用した実装は可能ですので、お困りの方はお問い合わせください。

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