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Question & Answer No.01 |
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面付け時の分割用としてミシン目(スリット)を設けたいのですが、強度が気になります。 スリットの一区切りの長さはどの位まで良いのでしょうか?
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板厚1.6mmで幅1.0mm-2.0mm程度のスリットを形成した場合、ミシン目(スリット)は30mmで一区切り、長くても50mmで一区切りを推奨します。
スリットの長さが50mm以上を超え、製品とミシン目(スリット)の接続部が1-2箇所と少ない場合は、基板仕様にも関係しますが、スリットが長いほど基板強度が低くなります。
強度不足から実装時に基板がねじれて部品実装に影響が出たり、輸送時に接続部が割れてしまう恐れもあります。
また、ミシン目(スリット)の50mmを超える長いスリットも製造は可能ですので、強度などで気になることがございましたら「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。お役に立つかもしれませんので、
製造基準書の「ミシン目(スリット)」のデータ作成方法についても併せてご覧ください。

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Question & Answer No.02 |
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ミシン目の分割後のバリが気になります。外側に出たバリが原因で筐体に基板が入らなくなりました。回避する方法はあるのでしょうか?
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ミシン目は、基板を分割したときに外側にバリが残ることがあります。バリがあると他の基板を傷つけてしまったり、バリが筐体にぶつかり基板が収まらなかったりして、バリを削る加工が必要になる可能性もあります。
そこで、意図した外形より突起させないようにする方法として、ミシン目の接続部を製品側へ喰い込ませて内側のバリへ変更します。内側のバリにすることで外形からはみ出すことなく、筐体への接触を回避することができます。

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Question & Answer No.03 |
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10x10mmの個片の面付けして100x80mmの1シート状にしました。いざ、割ろうとしたら中々割れません。割りやすくする設計手法はありますか?
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板厚1.6mm/個片のサイズが10x10mmの基板を縦横Vカットのみで80面付けした碁盤目状の場合、分割する際は10mm角の小さな単品基板を直接押さえながらの分割となるため、力が伝わりづらく割りにくくなってしまいます。
部品が実装されている場合は、押さえる面積がさらに減り、割る際に部品が取れる恐れもあります。
割りやすくする方法として、捨て基板を上下真ん中の3箇所につけ、Vカットとスリットを併用する方法があります。横がVカットの場合は、縦にスリットを入れ、Vカットのみで接続しないようにします。
スリットがあることによって固定される辺が減り、縦横全部Vカット集合の基板よりも少ない力で割ることができます。
さらに、捨て基板と実装認識マークを追加することにより、手載せ実装やマウンター実装が対応可能となります。結果、実装納期が短くなり、量産時には実装コストも下がります。Vカットとスリットを併用して基板を割りやすくすれば、一石三鳥です。

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