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Question & Answer No.01 |
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個々の基板データをひとつにする「面付け編集サービス」とは何でしょうか?
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P板.comでは、一般的なプリント基板製造における「ワークサイズ」という概念がなく、取り数などを気にされずお客様の好きなように面付けいただくことができます。
また、複数の案件を面付けし、1案件でご注文いただくことでお安くなる場合がありますので、ぜひご利用ください。
面付け編集サービスをご利用いただくには「面付けイメージ図」が必要です。面付けイメージ図は、基板をどのように面付け配置するかが分かるものであれば、
手書き(漫画図)、ExcelやWord、画像データでもお受付が可能です。
お見積入力いただく外形寸法は、面付け後のX方向、Y方向の最大値をご入力ください。また製造枚数は、面付けシートの枚数でご入力ください。
面付け方法は、下記3通りを主に行います。
1 - Vカットによる集合面付け
2 - ルーター切り出しによる面付け
3 - 異形外形スリット枠を追加しての面付け
1 - Vカットによる集合面付け
Vカットとは、基板上にV字の溝加工を施し、切り離しできるようにする加工です。複数の基板データを1シートの基板に集合面付けし、部品を実装後にVカット箇所で個片に切り離します。
100x100mmの個片Aと100x100mm個片Bを田んぼの田の字のようにVカット集合すると、200x200mm、Vカット2本となります。Vカット線はイメージ図にも記載してください。

2 - ルーター切り出しによる面付け
ルーター切り出しとは、ルータービットと呼ばれるドリルに似た切削用工具でそれぞれの面を個片基板に切り出して納品する加工です。
個片Aと個片Bの間を製造上3mmずつ離す必要がございます
例えば、面付け前100x100mmの個片Aと100x100mmの個片Bをルーター切り出し面付けした場合は、基板外形寸法は203x203mmとなります。

3 - 異形外形スリット枠を追加しての面付け
面付け基板の外枠となる外形枠(スリットなど)を追加する面付け方法です。「捨て基板」や「実装認識マーク」も同時に基板データに入れることができますので、合わせてご利用ください。


【データ面付け編集サービス】:「異形外形スリット枠」をご選択ください。
※外形枠のガーバーデータをご支給していただければ、異形外形スリット枠の編集費用は発生しませんのでご支給いただくことを推奨します。
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Question & Answer No.02 |
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基板を側面からみた場合、実装面より下に突起物があります。捨て基板があるためにUSBコネクタの突起(ベロ)があたり実装時に浮いて傾いてしまいます。何かよい設計方法はありますか?
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USBコネクタを横から見ると、先端に突起(ベロ)が斜めに付いているものもあります。突起が捨て基板上に重なって配置されている場合、実装時に浮いて傾いてしまう状態になります。
数枚、試作の範囲であれば捨て基板を割ってから実装できますが、量産時には手間が掛かってしまいます。
そこで捨て基板には突起の落ち込み部分の逃げを考慮し突起より一回り大きいくり抜き穴を設けます。くり抜き穴があることによりUSBコネクタは傾かず、実装後に捨て基板を割れます。
この考え方は、他の部品でも応用できます。製品の外形線より外に飛び出て捨て基板上に部品の一部が重なる場合は、捨て基板の上にくり抜き穴を設けてみてはいかがでしょうか。
基板実装の視点でアートワーク設計をすることにより、工数削減・品質向上のメリットが得られます。部品データシートで部品形状を確認の上、基板設計することが重要です。

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