筐体・パーツ製造サービス
よくある質問
はじめに
P板.comの筐体・パーツ製造サービスはプロトラブズ合同会社が提供する「切削加工」「射出成形」の窓口としてP板.comが提供させていただくサービスです。
Q1 | 切削加工と射出成形はどのように使い分けるのが良いのでしょうか? |
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A1 | 切削加工では、実製品と同等の樹脂やアルミで製作されたパーツを入手できますので、切削加工での大量生産あるいは、射出成形のための金型を起こす前に機能試験を行うにあたって有効です。
また、数点だけ治工具を必要とする場合も有効です。プログラミングやフィクスチャリングで構成される初期費用は一切かかりません。初期費用がかかるために、少数しか必要のないパーツの単価が非常に高価になります。
切削加工では初期費用がかからず、1個からでも承ります。加工は1日~3日で行いますので、迅速にパーツを入手できます。 射出成形は目安として、25個以上のパーツが必要な場合に有効です。機能試験、小ロット生産、先行量産などに最適です。高価な鉄の金型はできあがるまでに通常6週間から10週間かかりますが、 射出成形であれば、安価かつ通常納期10営業日でパーツを入手できます。最大の製作個数の目安としては1万パーツですが、制限はありません。オンデマンドで成形しますので、在庫レスを実現できます。 P板.comの射出成形では最先端のアルミ合金を高速なマシニングセンターで切削して金型を製作し、パーツを成形します。製作のプロセスを標準化、自動化することで安価かつ迅速に納期厳守でパーツをお届けしています。 |
Q2 | 切削加工、射出成形を利用するメリットはなんですか? |
A2 | どちらも3D CADで設計された形状を直接製作しますので、エラーの可能性が大幅に減ります。また、リードタイムの短縮とコストの削減にも有効です。加工パスを自動的に作成する、 独自開発のソフトウエアにより実現しているバランスに優れたQCD(品質・コスト・納期)がメリットでもあります。 |
Q3 | 3Dプリンタや積層造形、光造形、粉末焼結積層造形などがありますが、プロトラブズの製造方法とはどのような共通点や相違点があるのでしょうか? |
A3 | 3D CADデータを利用して製作することが共通点です。 切削加工、射出成形どちらも極めて一般的な製法ですが、独自開発のソフトウエアによって自動化を実現しているため、 樹脂や金属でできたカスタム部品やパーツを迅速に納期厳守でお届けできています。樹脂については汎用から高機能樹脂まで利用でき、金属についてはアルミ、真鍮を利用できます。3Dプリンタなどで形状を確認して、 機能試験は本物の材料でできたプロトタイプで行うという使い方ができます。 |
Q4 | どのような会社と取引があるのでしょうか? |
A4 | 弊社のサービスは大手企業からMakersまで、大小様々な企業の方にご利用いただいています。 |
Q5 | どのような業種で利用されているのでしょうか? |
A5 | 自動車、家電、医療機器、電子機器、建築、化粧品などさまざまな業種でご利用いただいています。 |
Q6 | どのようなものを製作しているのでしょうか? |
A6 | 例としては、アーム、ガイド、ギア、シャフト、シリンダー、パネル、ヒートシンク、フック、ブッシュ、プレート、フレーム、ベースなどがあります。 外装部品から機構部品まで多種多様な部品やパーツを製作させていただいています。 |
Q7 | マシニングセンターや射出成形機は何台持っているのでしょうか? |
A7 | 公開させていただけるのは全社の数ですが、マシニングセンターは300台以上、射出成形機は120台以上保有しています。 |
Q8 | どこで製作しているのでしょうか? |
A8 | 日本国内のお客様の部品やパーツは、神奈川県の大和市の工場で製作しています。 大型の部品はお客様の同意をいただいて、米国またはイギリスの工場で製作することがあります。 |
Q9 | 材料はどのようなものを利用できるのでしょうか? |
A9 | 切削加工では樹脂に加え、アルミと真鍮を利用できます。在庫している20種類以上の材料のリストはこちらでご覧ください。 射出成形では汎用から高機能樹脂30種類以上を在庫しており、ご支給いただいた材料を成形させていただくこともできます。在庫している樹脂のリストは こちらからご覧ください。 |
Q10 | 製作にはいくらかかるのでしょうか? |
A10 | お見積りは3D CADデータをアップロードしていただくと、数時間で回答します。 目安としては、切削加工で8,500円からで、射出成形では金型費が130,000円からになります。 価格参考例はこちらからご覧ください。 |
Q11 | 見積りを依頼するにはどうすれば良いのでしょうか |
A11 | 下記いずれかにアクセスして3D CADデータをアップロードしてください。 お見積は切削加工と射出成形を同時にご依頼いただくことができます。 見積り依頼はこちらから |
Q12 | 3D CADデータはどのような形式に対応しているのでしょうか? |
A12 | IGES (.igs)、STEP (.stp)、SolidWorks (.sldprt)、ProE (.prt)、Parasolid (.x_t および .x_b)、ACIS (.sat)、AutoCAD (.dwg, 3D のみ)、Autodesk Inventor (.ipt) ※ 射出成形の場合は、補足情報(表面仕上げ指定など)としての PDFファイルもアップロードできます。 |
Q13 | 2D図面でも見積りを依頼することはできるのでしょうか? |
A13 | 2D図面の場合は、射出成形の参考見積りをお送りすることはできます。ただし、正式な見積りを作成させていただくためには3D CADデータが必要となります。 ご希望の納期、仕上げにより価格が変動します。 切削加工では3D CADデータがないとお見積りも製作も行うことができません。 |
Q14 | 3D CADデータをアップロードするにあたって、セキュリティはどのようになっているでしょうか?機密保持契約は締結できるのでしょうか? |
A14 | 【機密保持】お見積り依頼のためにご提供いただいた CAD データ、資料、情報はお客様の機密情報として守秘義務を持って適切に扱っております。
機密保持契約の締結を必要とされる場合は、info@p-ban.comまでご一報いただけましたら、折り返しご連絡いたします。 【セキュリティ】 アップロード時のセキュリティ対策としてSSLを採用し、堅牢なセキュリティ環境で保存、管理しております。 |
Q15 | 3D CADがない場合はどうすれば良いのでしょうか? |
A15 | 弊社では設計サービスを実施しておりませんが、設計を受託している会社をご紹介することができます。info@p-ban.comまでご一報いただけましたら、折り返しご連絡いたします。 |
Q16 | 精度はどれくらいを実現できるのでしょうか? |
A16 | 切削加工の場合、予期される公差は±0.13㎜であり、通常は達成できます。 射出成形の場合、成形性を良く考慮して設計された部品で予想される公差でも、樹脂によって異なります。お見積りで樹脂の種類を変更するとその場でご確認いただくことができます。 |
Q17 | 二次加工は行ってもらえるのでしょうか? |
A17 | 表面処理、塗装、組立等の二次加工は承っていません。 |