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お客様の声 株式会社トミーテック 様

2014年03月

注文した基板のチェックは、隅々までとてもよく確認してもらえるので安心。

小松 一也 様 株式会社トミーテック 取締役事業本部長 渡部 吉美 様 株式会社トミーテック 事業本部 技術開発部 設計開発1課 主幹研究員 Nゲージのコントローラーなどの試作機にP板.comの基板を採用している同社に鉄道模型の開発におけるこだわりや「P板.com」の魅力、そして今後の展望についてお聞きしました。

株式会社トミーテック 様のサイトはこちら

P板.comの基板を使い始めたのはいつ頃でしょうか?

【渡部様】当社では2007年頃まで基板設計を外部に委託していたのですが、2007年から自社で設計することになり、その頃から試作機に使う基板の製造にP板.comを利用しています。
最初は検索サイトでP板.comを見つけたのがきっかけで、実際に利用したところ、見積もりが明確で料金も安く、納期も短いのでとても助かっています。
注文した基板のチェックについても、いつも隅々までとてもよく確認していただき、CADソフトのエラーチェックに引っかからないような細かい部分も見つけていただけるので安心です。
P板.comにお願いしてできあがった基板で、トラブルが発生したことはまだ一度もありませんね。

基板設計を内製化したのはなぜですか?

【小松様】今のNゲージのコントローラーは、速度を変えてもライトの明るさが変化しにくいようにするため、パルスの幅を変えて制御する〝PWM方式〞を採用しています。
そのため、昔のトランジスタコントローラーに比べて複雑な基板を作る必要があるため、内製化しないと先に進んでいけないと考えました。
また、安全問題が重要になってきたというのも理由のひとつです。Nゲージは金属製のレールの片方にプラス、もう片方にマイナスの電流が流れていますが、 ここに小さいクリップや細い針金などが間違って乗ってショートしてしまった場合、かなりの高熱となります。 それを回避するためにはショートを検知して瞬時に電気を切らないといけないのですが、モーターに供給している電流とショート電流を識別するのかがなかなか難しく、 どれくらいの電圧で切れるようにするかというセッティングも詰めなければなりません。
当社のコントローラーは国内においては最も安全性が高いと自負しておりますが、 それでもまだ完璧ではなく、安全性についてはもっと追求する必要があると考えています。

鉄道模型の製品開発におけるこだわりをお聞かせください。

【渡部様】鉄道模型は家電などに比べてユーザーの使用期間も長く、20年くらい使われるケースもあります。製品の値段はけっして高くはありませんが、品質は手を抜けませんね。
たとえば2013年3月に発売した「鉄コレ式制御器『国鉄101系運転台型コントローラーDX』」では、開発に1年半くらいの期間がかかりました。 速度メーターとブレーキメーターが実際に動くようになっていて、走行音やブレーキ、警笛などを連動させており、本物の運転台をリアルに再現しています。
これはソフトを除く回路、基板などを私1人で設計したのですが、自分でも「よくできたな」と思っています。また、「自動踏切」についても、 本物の踏切はどのようなタイミングで警報が鳴り、どういうタイミングで遮断機が降りるかを、列車が走るスピードも加味して忠実に再現しています。
レールが4本ある複々線の踏切については、メイン基板を2つ使ってケーブルで通信をしながらタイミングを取る仕組みにしました。 「自動踏切」の場合は底面に基板が入っているのですが、今までで一番密度が高く、高機能のマイコンを使っています。

今後の展望をお聞かせください。

【小松様】今、海外では鉄道模型をデジタル信号で制御する〝DCC(デジタルコマンドコントロール)〞という方式が主流です。 この方式を使うと1本のレールの上で複数の車両を別々に制御することが可能となるので、長大なレイアウトを家庭に持つユーザーの多い欧米で人気があります。
これから世界市場に出て行こうとした場合、このDCCという方式は避けて通れない技術だと思いますので、ぜひ取り組んでいきたいと考えています。

【渡部様】DCCでは基板もさらに複雑化し、車両にもICがびっしりと入ることになります。そうなると携帯電話に使うような何層にも渡る基板を使用する必要が出てきますし、 ますます基板の品質が重要となります。また、DCCは有線ですが、今後はこれをさらに推し進めて、Bluetoothなどの無線技術を使った方式にも取り組んでいきたいです。
有線式はレールから信号を伝えるので、接触が悪いと切れてしまうという問題があります。 それが実現したら、次は鉄道だけでなく街中の信号や自動車などの乗り物も無線で連動させてコントロールできるようにしたいですね。

大変お忙しい中貴重なお話を頂戴しまして、有難うございました。

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