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space 第19号|2014年8月発行 presented by P板.com
目からウロコ!のQ&A便
space P板.com「目からウロコ!のQ&A便」をご購読いただき、有難うございます。(株)ピーバンドットコム 照井です。
大阪と東京で開催の「設計超パワーアップセミナー」に非常に多くの方からお申込み・ご参加をいただき、誠に有難うございました。

東京会場は、多くの方がキャンセル待ちとなってしまったため、急遽9/2(火)に追加開催をすることになりました!

詳細・お申込みは、下記URLをご確認ください。
http://www.p-ban.com/others/seminar_powerup.html

「目からウロコ!のQ&A便」と「設計超パワーアップセミナー」で、開発現場にお役立ていただける情報をご提供してまいります!

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■Index■
Q1.部品実装の作業効率を上げる基板設計
Q2.同電位でもパターンクリアランスは最小パターン間隙以上にする理由とは?
Q3.CADとガーバーデータのシルクの文字サイズが違った原因は?
Q4.リフロー時に部品が動いてしまう原因と解決方法
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Question & Answer No.01
Q1.部品実装の作業効率を上げる基板設計
部品実装工場から作業効率が悪いと相談をされました。 良い改善方法はありますでしょうか。
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A1.作業効率が悪くなる要因は様々ありますが、捨て基板を付けることにより、効率が上がったり、不良を減らすことができます。
作業効率が悪くなる要因は様々ありますが、 捨て基板を付けることにより、効率が上がったり、不良を減らすことができます。

まず、5mm以上10mm程度の幅の捨て基板を設け、 基板コーナーは直角や鋭角を避け、R5程度で設計をしてください。 実装機の引っかかりのエラーだけでなく、他の基板へのキズや欠け防止の対策となります。

また捨て基板には、実装認識マーク・基準穴・副基準穴・加工ガイド(プレスガイド)を設けてください。

<<推奨設計>>
●実装認識マーク
 パターン:φ1.0mm、レジスト開口:φ3.0mm、ガードパターン:φ3.6mm・線幅0.3mm
●基準穴
 4.0mmの丸穴、基板の端から5.0mmの位置に配置
●副基準穴
 4.0×5.0mmの長穴・基準穴と反対側の位置に配置
●加工ガイド(プレスガイド)
 φ2.05mm(NTH)

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Question & Answer No.02
Q2.同電位でもパターンクリアランスは最小パターン間隙以上にする理由とは?
同電位のパターン間隙が、製造仕様の【最小パターン幅/間隙】未満の時にサポート窓口からデータの修正依頼がきました。電気的に問題がないと思われますが、同電位の場合でも、最小パターン間隙を保持しなければならない理由を教えてください。
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A2.電気的には問題ないかもしれませんが、パターン形成時、微小箇所や鋭角部位のドライフィルムが剥がれたり、剥がれたドライフィルムの破片が他のパターンに付着し、断線やショートの原因となる可能性があります。
電気的には問題ないかもしれませんが、パターン形成時、 微小箇所や鋭角部位のドライフィルムが剥がれたり、剥がれたドライフィルムの破片が他のパターンに付着し、 断線やショートの原因となる可能性があります。

以上のことから同電位の場合でも、製造仕様の【最小パターン幅/間隙】を保持していただいております。

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Question & Answer No.03
Q3.CADとガーバーデータのシルクの文字サイズが違った原因は?
カスタマーサポートから「シルクの文字が基板外形の外に出ている」と問い合わせが来ました。自分の設計CADの画面では、シルク文字は基板外形内に収まっています。どうすれば解決するでしょうか?
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A3.原因は、設計CADで表示しているフォントとガーバー出力する際のフォントの設定が異なっていることと思われます。ガーバーデータ出力時のフォントの設定をご確認ください。
原因は、設計CADで表示しているフォントと ガーバー出力する際のフォントの設定が異なっていることと思われます。 ガーバーデータ出力時のフォントの設定をご確認ください。

また、シーエィディプロダクト社製のCAMの「CiCAM」など、無料のCAMソフトやガーバービューワーがありますので、出力したガーバーデータを確認されたい場合はご利用ください。

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Question & Answer No.04
Q4.リフロー時に部品が動いてしまう原因と解決方法
QFNの実装でリフローに流したところ、部品が傾いたり、位置がずれてしまいました。原因と対策を教えてもらえますでしょうか。
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A4.リフローの際に部品位置がずれてしまう原因は、クリームはんだ量が多いからと思われます。
部品の腹のメタルマスクの開口を100%ではなく、一回り小さめに設計をしていただくことで、クリームはんだ量を減らすことができます。

また、部品端子とはんだ付けエリアが同様な、比較的はんだ付け面積が大きいフットプリントの部品の場合は、十文字の様に分割することで、中央部が高くなることを防ぐことが出来ます。

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第19号|2014年8月発行
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【発行元】「 開発環境をイノベーションする 」 株式会社 ピーバンドットコム
      〒102-0076 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
【編集人】 照井静佳
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