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Question & Answer No.01 |
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先輩から「シルクカットに注意して設計するように」と言われました。「シルクカット」とは何でしょうか?
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レジスト開口部のパッド上にシルク文字等が重なるように設計されたデータで、そのままシルク印刷してしまうと、部品実装時にそのパッドにははんだが付かなくなってしまいます。また、銅箔の上に直接シルク印刷されるとインクが密着せず、はがれてしまう可能性もあります。そのため製造工場では、特にお客様からの指示がない限り、レジスト開口部にかかるシルクデータを一括で削除する「シルクカット」編集をします。
シルクカットされることで、必要な情報が消えてしまったり、読み間違いを起こしてしまう場合があるので注意が必要です。

シルクデータの設計では、シルクカットされることを考慮して「レジスト開口部に対し、0.1mm以上の間隙」を確保しましょう。ロゴや極性マークなど重要な表記については、特にご注意ください。

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Question & Answer No.02
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実装用認識マークの周りにリング状の「ガードパターン」を設けたほうがよいと聞きました。このガードパターンの役割を教えてください。
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※「実装認識マーク」(以下、認識マーク)とは、電子部品を基板上へ配置するマウンター機の作業に必要となるマークです。実装工場ごとに形状が決まっており、ピーバンドットコムでは以下の仕様を推奨しています。
・パターン:Φ1.0mm
・レジスト開口:Φ3.0mm
・ガードパターン:内径:Φ3.3mm、外径:Φ3.9mmのリング状
実装マークは捨て基板等によく配置されますが、マークの周りにベタ銅箔や配線がなく、Φ1.0mmのランドパターンだけでポツンと独立しているような場合、パターン形成時のエッチング液の溶解によって、一緒に溶けて無くなってしまうことがあります。この溶解から認識マークを守るため、ガード用のパターン=ガードパターンを設けます。
認識パターンが欠けてしまうと、マウンター(自動実装機)のカメラがその位置を認識できなくなるなどの不具合を起こしてしまいますので、ガードパターンの役割はとても重要です。
なお、周りにベタ銅箔や配線がある場合は、それらがエッチング液からの溶解をガードするのでガードパターンは必須ではありません。
認識マークの配置位置は、基板四隅に非対称となる3ヶ所に設けてください。こうすることで、基板の搬送方向間違いを検出することができます。詳細については、「製造基準書4.6■実装認識マークについて」をご参照ください。
認識マークを配置する時は、ぜひマークを保護するガードパターンを設置することを推奨します。

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