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お世話になっております。(株)ピーバンドットコム 照井です。
いつも『目からウロコ!のQ&A便』をご購読いただき、有難うございます。
第10号の今回は、第6〜9号で
『このQ&Aは役に立ちましたか?⇒はい!』ボタンの
クリック数が最も多かった上位3つをご紹介いたします♪(*^-^*)/
どの内容が、たくさんの方にお役に立てていただけたのでしょうか……
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それでは「目からウロコ!のQ&A便 第10号」お届けいたします!
正しく表示されない方はこちら(http://www.p-ban.com/htmlmail_qanda/2013/11/)をご覧ください。
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実装時、BGAパッドがなくなってしまいました。
パッドサイズは0.3mm、表面処理は半田レベラー(鉛フリー)でした。
原因を教えてください。 |
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おそらく原因は、
“銅食われ”現象と想定されます |
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この“銅食われ”とは、高温の半田漕に基板を投入した際、銅が溶解され、小さいパッドが欠けたり無くなったりする現象で、半田レベラーでの製造時、表面処理の工程で発生する可能性がございます。
また、フロー実装の際にも発生する場合がございます。
この“銅食われ”は、有鉛のレベラーより融点が高い鉛フリーレベラーの方が発生しやすい為、
BGAなどで小さいパッドがある場合は、表面処理は半田レベラーではなく、耐熱プリフラックスまたは無電解金フラッシュを推奨いたします。
データにあった適切な仕様を選ぶことで、基板製造・部品実装での失敗を未然に防ぐことが出来ます。
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パターンで配線を曲げる時、直角や鋭角は良くないと聞きました。
問題になる点と、その理由を教えてください。 |
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【エッチング液の溜まり】や【反射ノイズ】を防ぐ為です |
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製造でのパターン形成時、直角や鋭角の内側にエッチング液が溜まることで、
オーバーエッチングを起こし、パターンが細くなってしまいます。
配線を曲げる際は、円弧での作成が最適ですが、この方法での作成が難しい場合は、
徐々に配線を曲げるように面取りでの設計を推奨いたします。
走っている人間が、急な角度で曲がることが難しいように、電気の流れも同様で、直角に流れることが出来ず、
逆流する『反射ノイズ』の原因となる恐れがございます。
高周波になればなるほど、鋭角の配線を避けることをお勧めいたします。
製造上の不良を軽減する設計を行うことは、歩留まりを良くし、結果、製造費用も押さえられます。
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製造用データのガーバーデータを出力する際、
すべてのレイヤーに基板外形のデータは必要でしょうか? |
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基板外形データは、外形線ガーバーデータのみに出力をお願いいたします |

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パターン、レジスト、シルクのファイルの中の基板外形データは、
製造時に不要な為、データ編集作業の際に削除をいたしております。
手作業にて不要データの削除を行いますので、
誤って必要なデータまで削除してしまう恐れがございます。
そのため、基板外形データは、外形線ガーバーデータのみに出力をお願いいたします。
その他の製造データも、必要十分なデータ作成とガーバー出力をお願いいたします。
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いかがでしたでしょうか。
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…などなど皆様からの「Q」も常時受付中です☆
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