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Question & Answer No.01 |
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フレキシブル基板を設計します。部品の配置を行う場合の注意点はありますか?
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フレキシブル基板で部品パッド以外のパターン上には、銅箔を保護する目的でカバーレイを貼り付けます。設計時には、このカバーレイの「形状」や「幅」に注意する必要があります。例えば、「凸形状」のカバーレイです。カバーレイが「凸形状」の場合は、凸部が他の場所に貼り付いてしまうことがあります。
カバーレイを薄い「食品用ラップフィルム」に例えるとわかりやすいかもしれません。薄いうえに凸型のように細くなっていると、しわやよれ、ゆがみを発生させずに凸部を貼るのは難しいですよね。部品を密集させることによって、凸部の形状を気付かずに作ってしまうことがあります。凸部になりそうなところは、部品間の距離を取る、または他のカバーレイとつなげるなどします。設計の段階で、部品間のカバーレイ残り幅は「0.5mm以上」を意識しましょう。
スペースの関係で上記の幅を確保できない場合もあります。その場合は、部品間のカバーレイをつなげて「一括開口」でも対応できます。最終形状は「円形」または「角丸の四角形」を推奨します。
ただ、一括開口すると部品パッドから引き出すパターンが露出しやすく、短絡、劣化や腐食を引き起こすおそれもあります。一括開口の面積が広ければ、カバーレイフィルムがゆがむ可能性もありますので注意が必要です。
フレキシブル基板の製造工程を知った上で設計することは、手戻りを減らすことになり、基板を早く手に入れられることにつながります。
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