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space 第57号|2017年10月発行 presented by P板.com
目からウロコ!のQ&A便
space いつもQ&A便をご購読いただき、ありがとうございます。
(株)ピーバンドットコム 渡邉です。

秋色深みゆくこの頃さつまいもの美味しい季節となってきました。
「石やーきいーもぉー、おいもおいも♪」の声は、心までほっこりしますね。

さて、「Embedded / IoT Technology 2017(組込み総合技術展)」略して「ET展」がパシフィコ横浜で「11/15-17」に開催されます。P板.comは、富士ソフト株式会社様ブースに出展させていただきます。
展示ホールA(A-02)ブースでアンケートにご回答いただきますと「2018年基板カレンダー」が富士ソフト様よりプレゼントされます! 数量限定となりますので、お早目にお越しください。皆さまのご来場お待ちしております。
それでは、「目からウロコ! のQ&A便 第57号」をお届けいたします。

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■Index■
Q1.ガーバーデータ出力時のポイントとは?
Q2.浮きベタはなぜダメなのですか?
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Question & Answer No.01
Q1.ガーバーデータ出力時のポイントとは?
ガーバーデータをCADから出力して、基板製造を発注したいのですが少々不安です。
データ出力のポイントがあれば教えてください。

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A1.ガーバーデータ出力時に押さえるべき10のポイントをまとめました。こちらをぜひ参考にしてください
1. 等倍で出力する
2. 単位、出力桁数は揃える
3. 座標は絶対値で出力する
4. オフセットはしない
5. ポリゴン出力はしない
6. ガーバーデータはRS-274Xで出力する
7. ドリルはEXCELLON形式で出力する
8. 上面透視図で全データを出力する
9. 原点は基板の左下にする
10. 基板外形のみのデータを出力する

基板設計用のCADソフトのおかげで、今は簡単に「ガーバーデータ」と「ドリルデータ」を出力できるようになりました。しかし、実際のところ設計データ通りの基板を入手するにはいくつかのポイント(ルール)を押さえる必要があります。

例えば、「ガーバーデータとドリルデータは等倍で出力する」です。ガーバー出力時に倍率を変更し基板サイズを変えると、穴やパターンなどの座標が設計データと変わってしまう可能性があるので避けなければなりません。
このように、多くのお客様のデータを見てきたP板.comだからこそお伝えできるポイントが多くあります。そこでこのたび、「ガーバーデータ出力時に押さえるべき10のポイント」をまとめました。
基板の品質向上はもとより、手戻りが減り製品開発のスピード化にもつながる重要ポイントです。今後の基板づくりにぜひお役立てください。


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Question & Answer No.02
Q2.浮きベタはなぜダメなのですか?
どこにも接続されていないパターン「浮きベタ」があると良くないと聞きました。どんな影響があってダメなのでしょうか? space
A2.ノイズを発生させる原因になることがあるからです
パターン設計CADで「ベタ自動入力機能」を使用した場合、「浮きベタ」ができることがあります。ここでいう「浮きベタ」とは、電気的にどこにも接続されていない銅はくパターンのことです。会社によっては、浮きパターン、浮遊パターン、浮きベタ、浮遊ベタなどさまざまな表現があります。

浮きベタを見つけたら、削除することをおすすめします。どこにも接続先のないパターンはアンテナ化し、ノイズを発生させる原因になることがあるからです。パターンを残す必要があり削除できないなどの場合は、浮きベタ内にビアを設けて他層の大きなグランド(GND)とつなげるとよいでしょう。

データ上で浮きベタをチェックすることもできます。CADの種類によっては、「ベタを検出する機能」や「浮きベタを一括でチェックして削除する」といった機能があるので、お手持ちのCADをご確認ください。

パターン間やパターンとベタ間で「中途半端な隙間が空いていてベタやビアがない箇所」などがあれば、「もしかしたら浮きベタができているかも?」という視点を持って設計に当たられることをおすすめします。


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第57号|2017年10月発行
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      〒102-0076 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
【編集人】 渡邉 修孝
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