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space 第58号|2017年11月発行 presented by P板.com
目からウロコ!のQ&A便
space いつもQ&A便をご購読いただき、ありがとうございます。
(株)ピーバンドットコム 渡邉です。

木の葉が舞う寒い季節になりました。この時期になると、子どもの頃からの習慣で「こたつでミカン」が一番ほっとします。こういう日本人ならではの光景も大事にしたいものですね。皆さまは、どんな冬の思い出をお持ちでしょうか。

いよいよ来月12月16日(土)、日本最大級のオリジナルハードウェアコンテスト「GUGEN2017」が秋葉原で開催されます! 未来を変えるハードウェア作品と出会えるかもしれません。ぜひ会場までお越しいただき、“見て、聴いて、触って、評価する”展示会・授賞式をご体感ください。スタッフ一同お待ちしております。

それでは、「目からウロコ! のQ&A便 第58号」をお届けいたします。

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■Index■
Q1.設計したCADデータはどこをチェックすればよい?
Q2.プリント基板における面視って何?
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Question & Answer No.01
Q1.設計したCADデータはどこをチェックすればよい?
自分の設計したCADデータでプリント基板の製造を依頼する際、手戻りがないようにするにはどこをチェックすればよいですか?
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A1.設計CADデータのチェックポイントを「失敗しない製造データのポイント 基礎編」として8つの項目にまとめました
1. アニュラリングの確保
2. 線幅のチェック
3. 外形から銅はくまでの距離
4. 同ネットも最小配線間隙を確保
5. 長穴データの指定方法
6. レジストの線幅
7. 部品パッド部の確認
8. シルクの線幅と文字高さ

P板.comおよびプリント基板製造工場では、必ずお客様のCADデータをチェックしてから製造へと取り掛かっています。データチェックで気になる箇所が発見された場合は、お客様(データ設計者)に確認し修正をお願いしています。

例えばチェック項目の一つとして、ドリル穴の周囲のパターンであるアニュラリングの数値があります。この数値が小さすぎると断線を起こすおそれや、実装時に部品接続の強度が不足するおそれがあります。そのため、「アニュラリングが基準値以上かどうか」は必ず確認しなければなりません。

いつもたくさんのデータをご確認させて頂いているP板.comでは、チェックポイントを8つにまとめ、テクニカルガイドライン第2弾「失敗しない製造データのポイント 基礎編」として公開しました。
基板の品質向上はもとより、手戻りが減り製品開発のスピード化にもつながる重要ポイントです。Web上で常時確認していただけますので、ぜひ今後の基板づくりにお役立てください。


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Question & Answer No.02
Q2.プリント基板における面視って何?
プリント基板でよく使う言葉「面視」の意味を教えてください。 space
A2.面視はデータがどの面から見た図であるかを表します
プリント基板が実用化され始めた頃は片面基板のみでした。片面にリード部品を穴に挿すだけだったので、一般に部品を挿入する面を部品面、反対のはんだ付けする面をはんだ面と呼んでいました。

両面に部品を載せるようになると、どの面から見た図であるか(面視)を区別するため片面基板からの“名残”で引き続き、部品面、はんだ面と呼ぶことが多くなりました。その後、両面基板、多層基板が主流となり、さらにSMD(表面実装部品)が登場してくると、どちらがオモテともウラとも言い切れなくなり、面視の呼び名は会社・個人によってさまざまとなっています。

<面視の呼び名の例>
・部品面視=P板.comでの呼称はL1面視
部品面側から見た図。部品面側のシルク図は通常に表示され、はんだ面側のシルク図は反転して表示されます。

・はんだ面視=P板.comでの呼称はL2*面視 ※層数により*の数字は変わります。
はんだ面側から見た図。はんだ面側のシルク図は通常に表示され、部品面側のシルク図は反転表示されます。

面視については、CADデータが「どの面視からの出力データであるか」がとても重要です。出力データは、全層にわたり同じ方向からみている「統一面視」で出力します。そして、どちらの面からの面視を基準にしてデータ出力をしたか把握し、他の資料もその面視に準じていることが大切です。
面視の認識間違いを回避するワンポイントが掲載されている「上面透視図で全データを出力する」も参考にしていただければ幸いです。


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GUGEN2017展示会・授賞式開催します!
実用性や商品性の観点にフォーカスして表彰する「GUGEN2017展示会・授賞式」を今年も「秋葉原」徒歩1分の「秋葉原コンベンションホール」で開催します。
大賞賞金は、なんと100万円相当!
未来のハードウェアが生まれる場に立ち会ってみませんか。
「見て、聴いて、触って、楽しむことのできる体験型展示会」です。
専門家審査員の評価だけではなく、ご来場の皆さまの評価も重要な審査ポイントとして加算し、受賞作品を選定します。あなたも審査員です。新しいハードウェアを評価してみませんか?
開発中の新しいハードウェア製品の価値を知るいい機会です。展示会には、まだ、世の中に出ていない新しい作品が沢山展示される予定です。
皆さまの開発にもご参考いただけると思いますので、ぜひご来場ください。


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第58号|2017年11月発行
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      〒102-0076 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
【編集人】 渡邉 修孝
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