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【ハーネス加工サービス】製造工程

ハーネス加工サービス 製造工程

どのようにハーネスが製造されているかを、一般的な製品を例に製造工程を説明してまいります。なお、この内容は一例であり、製品毎に工程が変化する可能性がございます。

Step1 仕様確認

イメージ画像お客様から頂いた図面、仕様を確認します。
確認事項があれば、お客様にご連絡をし解消後、製造工程を決定します。
1-Click見積でご注文の際は、ご選択いただいた仕様に沿って工程を進めます。

Step2 電線切断

イメージ画像電線を必要な長さに切断し、長さ毎に束ねる工程です。一般的に、機械を使用して電線を切断します。

なお電線の仕様毎に、作業者が機械の調整を実施し、長さや切断面などが正しく加工されているかを確認します。

Step3 被覆剥き

イメージ画像電線より不必要な被覆を取り除く工程です。一般的に、機械を使用して被覆を剥きます。予備はんだの工程は、覆剥きと同時かその後に行います。電線の本数次第では、電線の切断と同時に行う機械を使用します。

電線は、導体箇所の心線とそれを絶縁・保護する絶縁体で構成しています。導通させるためには、絶縁体を剥く必要があります。なお、本工程も仕様毎に機械の調整、被覆箇所の検査を行ってから加工をします。

Step4 圧着

イメージ画像先ほど露出させた心線に端子を圧着する工程です。一般的に、機械を使用して行います。本数次第では、電線の切断、被覆剥きと同時に行う機械を使用します。

圧着とは、電線とコンタクトを密着させ機械で圧力をかけ接合します。端子ごとに専用の工具を使用する必要があるため、作業者が仕様毎に機械の調整と圧着箇所の検査を実施します。

Step5 組立

イメージ画像圧着済みの電線をハウジングに挿入したり、電線を仕様毎にまとめる作業工程です。ツイスト処理も本工程で行います。挿入作業は、一般的に手作業が多いです。

Step6 検査

イメージ画像完成したハーネスが、仕様にあったものかを検査する工程です。
仕様により、導通検査、引っ張り検査、外観検査を実施します。

・導通検査︓端子間でハーネスが導通しているかを検査します
・引っ張り検査︓ハウジングに端子が正しく取り付けられているか検査します
・外観検査︓接続先や電線色が正しいか、汚れや傷などがないかを検査をします

Step7 梱包・出荷

イメージ画像完成した製品を梱包・出荷する工程です。
配送中に破損しないよう緩衝剤などを使用して梱包を行い、ご指定の方法で出荷をいたします。納品日は、お届け先により異なります。