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Vol.003 プリント基板の達人

2003/02/20

ソルダレジストの色について3

 今回は、ソルダレジストに対する信頼性テストの方法を一つ紹介します。
ソルダレジストは、その名の通りソルダ(はんだ)にレジスト(抵抗)するの
が主な役目です。
つまり、はんだが余分な所へ付着するのを防ぎ、回路を守るのです。

 信頼性を確認するためには、とても過酷なテストを行います。
まず、はんだがどろどろと溶けている槽に、レジストを塗布した基板をどぼんと
入れます。
温度は210℃くらいです。そしてさらに温度を上げ、240℃くらいにします。

この状態で20~30分待ちます。
ソルダレジストに問題があると、この時に剥がれ落ちてしまいます。
はんだ槽から引き上げるとソルダレジストが無くなっていた!と言う事になります。

 剥がれ落ちる原因はいくつかあります。
・原料そのものが悪い、耐熱性がない。
・ソルダレジストの塗布前に基板を研磨し、表面に細かなキズを付けて
 レジストの付着を良くしますが、その研磨が十分でない。付着が弱い。
・ソルダレジスト塗布後にオーブンで乾燥させますが、その乾燥が十分でない。

 などが考えられます。

 P板.comでは、こうしたテストを定期的に行い、品質の安定に努めております。
しかし、高温のはんだゴテを直接あてたり、高温のはんだ吸い取り機を長時間
使用しますと、ソルダレジストが剥がれてしまう事もありますので注意が必要です。

 ソルダレジストは、高熱にも耐え、はんだから回路を守り、銅箔が酸化しない
ように空気を遮断するなど、とても大切な役割を担っています。
私は基板を手にして、ソルダレジストの深い緑色をうっとりと眺めています。