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お客様の声 有限会社トゥロッシュ 様

2016年1月

基板の仕上がりに満足、ウェブの見積もりシステムも使いやすい!

奥山 雄司 様 奥山 雄司 様 有限会社トゥロッシュ 取締役 口の開き方で音の高さを変えられるパペット型電子楽器「ケロミン」。今までにないユニークな楽器を生み出したトゥロッシュの奥山雄司さんに、製品作りへのこだわりや今後の抱負、そして「P板.com」の魅力についてお聞きしました。

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事業内容をお聞かせください。

当社が創業したのは1996年で、最初は時計の進み遅れを測定する「歩度測定器(ウォッチテスター)」を提供していました。 歩度測定器は大手の時計メーカーなどでも作っていましたが、当社は電波時計を利用して、既存のものより安くて精度の優れ た製品を開発しました。
電波時計は精度の基準として標準電波に乗せた時刻の信号を利用していますが、もともと標準電波は周波数の標準であるのでこの周波数に同期させてマイコンのクロックを作り、時計の進み遅れを測定する仕組みになっています。
この製品は主に時計の修理業者向けに販売しており、今後は海外にも展開していきたいと考えています。
一方、このような産業用機器とは別に、2006年頃、コンシューマー向け製品としてパペット型電子楽器「ケロミン」を発売し ました。

「ケロミン」を開発したきっかけは?

私は昔からカエルが大好きで、趣味で飼育していたり、カエルのグッズを集めたりしていました。そこで、「自分もカエルの グッズを作ってみたい」と思ったのがきっかけです。
ケロミンの最大の特徴は、口の開き具合と音の高さが連動していることで、口を開けると高い声、口を閉じると低い音が出ま す。口をパクパクさせることでメロディを奏でられるので、カエルのぬいぐるみがそのまま鳴いているように見えます。
また、さまざまな設定スイッチを操作することで、幅広い音色や音色を設定できます。最近では、iPhoneアプリを使って画面 タッチで50音を選んで歌を演奏できる機能も搭載しています。

「ケロミン」の開発でもっとも苦労したのは?

口の開きで音の高さを決めるというアイディアは自然と思いついたもので、とくに悩むことはなかったし、技術的にもそれほ ど難しいことはありませんでした。もっとも困難だったのは、やはりコストの問題ですね。
試作品として100匹くらい作ったのですが、100匹というのは手作業で作れる数でもないし、型を起こして量産するほどでもな いので、コストをかけずに作るのには苦労しました。
また、カエルの造形にもかなりこだわりました。自分のイメージする作風に一番近いぬいぐるみ作家をインターネットで調べ て、注文する際にも色々な要望を出しました。カエルのぬいぐるみは、リアルさと可愛らしさをいかに両立させるかというの が勝負のしどころです。
「ケロミン」のモデルはニホンアマガエルで、実物のアマガエルに沿って細部までリアルに再現しました。

口の開きが音の高さになる仕組みには、どのような技術が使われているのでしょうか?

オリジナルのケロミンの口には、金属探知機の技術を使っています。
口の片側には半円形の基板にループコイルが付けられていて、もう片側にはアルミホイルを貼り、インダクタンスの変化を捉 えて口の開きの角度を検出しています。
また、低価格版の「コケロミン」については、赤外線LEDとフォトトランジスタを使用して、赤外線の強さを検知しています。 この際、外乱を抑制するために同期検波をしています。

P板.comの基板はどのように利用していますか?

P板.comを利用したのは、ケロミンの試作のときが初めてです。
このときは量産に移るまで5回くらい作り直しました。
ふつうの基板メーカーに頼むと、基板を1回起こすのに当時は10万円くらいはかかりましたが、P板.comなら2万数千円で作れ たのでとても助かりました。
基本的にはこちらでガーバーデータを作っていますが、サポートの方に気付かないミスを指摘していただき、助かったことも あります。
また、ウェブの見積もりシステムも使いやすいと思います。
欲を言えば、もう少し線幅が細いものが作れるといいと思いますが、できあがった基板の品質については満足しています。

「ケロミン」の今後の展開について教えてください。

楽器も人形も、どちらも生活必需品ではありませんが、心を豊かにするものであり、2つはとても親和性が高いです。
そして、そのような「楽器」と「人形」を一緒にしようとしたときに、最後に行き着くところは、やはり“口の開き”だと思いま す。
“口の開き”が演奏の操作部になるというのは、ある意味、人形型楽器の最終形であり、そこを最初に形にしたのが「ケロミン」 なので、この製品には普遍性があると考えています。
今後は違う動物での展開も検討しています。

大変お忙しい中貴重なお話を頂戴しまして、有難うございました。

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