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Vol.019 プリント基板の達人 K2CAD特集

2005/05/18

編集・出力編

D2CADとK2CADについての説明も今回で最後になります。
今回はK2CADの編集からガーバ-データ出力までを説明していきます。

K2CADに対する質問、リクエストなどは下の会議室へどうぞ。
http://www.yansoft.com/bbs/index.html

<<編集編>>
K2CADもD2CADと同じように、マルチエディット対応になっています。
(現在は同じレイヤデータ内のみです。)

基板外形やパットなどはパターンレイヤのデータをレジスト、メタルマスク
などの別のレイヤに移動したりコピーしたりしたい場合があります。
こんな時はアイテムを選択後右クリックして「レイヤの移動/コピー」を選択。
ここでもマルチ設定ができます。
移動先を7,8,9とカンマ区切りで設定することで複数のレイヤに同じアイテム
を1回でコピーすることができます。

複数のレイヤにわたるアイテムを選択してからこのメニューを選択すると、
レイヤを1つのレイヤにまとめて移動、コピーもできます。

将来的には複数のレイヤをそのままのレイヤ関係で相対移動、相対コピーが
可能になり一時的なデータ退避等に使用できるようにしたいですね。

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メモ9)隠れるシルク
シルク作成で注意する点は、ただ1つ部品実装状態を考えることです。
隠れてもいいシルクとしては部品名など実装するときだけ参照するもの
隠れてはいけないシルクとしては参照番号です。
1番ピンマークや外形図も隠れないようにしましょう。

特にコネクタの参照番号や1番ピンなどのシルクは、コネクタを接続した状態
も考えて相手のコネクタやケーブルがあっても隠れないように配置できるよう
にします。

メモ10)インピーダンス
K2CADで高周波設計をする方はまだいないと思いますが、アナログの基本
はパターンを太く,短く,そして丸くすることです。

<<出力編>>
★CAM出力
作成した基板データは、最終的にガーバデータとNCデータが必要です。
K2CADはCAM出力でこの2種類のデータを出力します。

フォトのガーバデータは、拡張ガーバデータRS-274Xに対応しています。
拡張ガーバデータでいい場合はこちらを使用するとDコード変換ファイルを
用意する必要がありません。

★リスト出力
基板作製以外にも、実装用のデータが必要です。
K2CADは部品表、部品ロケーション、逆ネット、逆ネットインデックスの
出力機能があります。

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メモ11)製造制度
現在の製造制度は写真で±0.001mm、ドリルや外形で±0.01mmと
考えておけばいいでしょう。

メモ12)部品配置
部品は基本的に回路図どおりに配置しましょう。
回路図にはパターンが描かれているだけではありません。
パターンの長さや部品配置の情報など回路図からはいろんな情報が読取れます。
最近は回路図のネットだけで設計する所も増えていますが基本は回路図です。

回路図を描くときも、回路図を見ただけで部品配置がすぐ予想できるような
図面を描くように心がけたいですね。


○●○2.【四方山話(よもやまばなし)金(その2)金のカラット】○●○

カラットという言葉は、ダイヤモンドなどの重さ(大きさ)をあらわすのに用
いられます。ダイヤモンドや宝石のカラットは、正確に表現すれば,大きさで
はなく重さをあらわす単位としてカラット(carat)が用いられます。
もともとは豆の重さを基準単位とした、1ct=0.2gの重さで換算されました。
そのため1gの宝石はどの種類の宝石でも、5ctになります。
宝石によっては比重が違いますので、大きさは違ってきます。

ところが、金にもカラットであらわすものがあります。
金の場合は重さではなく金の品位を表す単位として用いられます。
純金を24Kとして、金の品位を表しますので、18Kは18/24=3/4が金で、1/4は
金以外の金属が入っているということになります。
この金であらわすカラットはkaratの略でKと表記し、ダイヤモンドなどの宝石
はcaratの略で、ctと表記して区別されます。
Kの代わりにKT、Ktなどと表記される場合もあります。

金のカラットは金の品位を表しているため金製品の価値基準にもなるものです。
古くより18K、24Kなどと表されたり、さらに訳されて18金、24金などと
表現されることもあります。この表記があまりにも普及したためか18Kの'K'を
金のイニシャルだと思っている方もいるのではないでしょうか。
金はどの国でも財産としての価値が与えられていたため、何らかの基準が必要
になり、イギリスで採用された1/24を1karatと表す方法が採用されるように
なったのです。

金製品ではメッキの場合や金張りの場合も略号が決められています。
金メッキの場合はGP(Gold Plated)、電気メッキの場合を特に区別するとき
は、GEP(Gold Electro Plated )やHGE(Hard Gold Electroplated)、
金張りの場合はGF(Gold Filled)、GR (Gold Rolled)や
RGP(Rolled Gold Plate)などと刻印されます。

お宅にある金製品はどの刻印ですか。引っ張り出して見てみるのも良いかもし
れませんよ。

---お詫び---
前回コラムにおいて、「*ウイスカとは?」の用語解説文を編集部にて挿入
しましたが、参考URLの記載漏れがありました。
訂正し謹んでお詫びいたします。
http://www.hamaokamekki.co.jp/seihin.html