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P板.com技術セミナー

高速信号伝送・差動信号伝送の基礎と具体例

講演高速信号伝送・差動信号伝送の基礎と具体例

概要 近年はアナログ信号、ディジタル信号を問わず、信号伝送速度が高速化しています。ここでは信号を伝える媒体のプリント基板のパターンや同軸ケーブルを「伝送線路」として、また伝わる信号自体を「波」として考える必要があります。
このセミナーではとくにプリント基板での差動信号伝送の話題を主体として、高速信号伝送と差動信号伝送の基礎と具体例を説明します。高速信号伝送の考え方、差動信号伝送を応用・解析するための理論、実際の実験結果も含めた差動信号伝送のメリットなどをご紹介します。
これらは最近のプリント基板設計環境において、多くの人にとって(潜在的にでも)必要な技術的知識といえるものです。
参加対象 高速信号伝送・差動信号伝送を取り扱う回路技術者、プリント基板設計者、ハイスピード(アナログ・ディジタル)回路設計者、ミックスド・シグナル回路設計者、通信技術者、電子系学生など

プログラム

13:00~16:00(12:30 受付開始)
 1. 本日のプログラム紹介
 2. P板.com のサービス紹介
 3. 技術セミナー 高速信号伝送・差動信号伝送の基礎と具体例

・ 高速信号伝送と伝送線路の基礎
・ 差動信号伝送の基礎
・ 差動信号伝送線路の特性インピーダンスの具体的な考え方
・ 差動信号伝送をLTspiceでシミュレーションしてみる
・ 差動信号伝送でのアンバランス
・ 差動信号伝送の実験-信号反射
・ 差動信号伝送の実験-伝送特性①パターンの結合度
・ 差動信号伝送の実験-伝送特性②層間またぎ
・ 差動信号伝送の実験-EMI特性
・ 奇モードと偶モードの位相速度の違いを実験してみる

 4. 質疑応答

※途中、質疑応答と小休憩が入ります。
※プログラム内容等は、都合により予告なく変更することがございます。ご了承ください。

開催概要

講師

アナログ・デバイセズ株式会社
石井 聡 氏
1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士合格。1986年東京農工大学電気工学科卒業、同年電子機器メーカ入社、 長く電子回路設計業務に従事。 1994年技術士(電気・電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期 (電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。 2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社。2018年中小企業診断士登録。 現在、リージョナルマーケティンググループ・セントラルアプリケーションズ・マネージャー。 デジタル回路(FPGAやASIC)からアナログ、 高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験。また、外部団体主催セミナーの講師を多数務める。アナログ・デバイセズでは「一緒に学ぼう!石井聡の回路設計WEBラボ」で多数の技術資料を公開。
「アナログ・デバイセズ株式会社」ホームページ>
「一緒に学ぼう!石井聡の回路設計WEBラボ」ホームページ>