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P板.com技術セミナー

講演高速信号伝送の基礎とプリント基板設計

概要 現代はデジタル回路もアナログ回路も、回路設計・仕様がどんどん高速化しています。
従来の高速回路の典型である高周波回路は、同軸ケーブルなど「伝送線路」が用いられていました。高速化するプリント基板設計でも、基板上での電圧や電流を伝送線路上のうごきで考え、理解する必要あります。
でもそれは難しい話しではありません。このセミナーでは、電圧や電流は「波」として伝搬する、それを特性インピーダンスという概念で理解する、というふたつの必要十分な側面に着目して、信号伝送の基礎とプリント基板設計を解説します。後半では「波」の視点でパワー・インテグリティにも触れます。
参加対象 高速プリント基板設計や高速信号伝送の概念を学びたい方、プリント基板設計者、システム設計者、基礎から学びたい方、学生など

プログラム

 1. 本日のプログラム紹介
 2. P板.com のサービス紹介
 3. 技術セミナー 高速信号伝送の基礎とプリント基板設計
   ・高速信号プリント基板設計の入り口でまず認識すべきこと
   ・最近の信号伝送と発生するトラブルの例
   ・高速信号はパターン上を波として伝搬する
   ・波として伝わった高速信号は負荷端で反射する
   ・特性インピーダンスを考慮したプリント基板設計と発注
   ・パターン上の信号の伝搬速度「位相速度」と波長短縮率
   ・さらに高速信号の基板の設計テクニックと知っておくべき物理現象
   ・パワー・インテグリティと高速信号プリント基板設計
   ・Appendix. 伝送損失のある伝送線路でのSERDES信号等化
 4. 質疑応答

※途中、質疑応答と小休憩が入ります。
※プログラム内容等は、都合により予告なく変更することがございます。ご了承ください。

開催概要

オンライン
日時・申込
    参加費 無料
    定員 100名500名
    準備するもの インターネット環境
    Zoomが利用可能な環境
    会場 Zoomを使ってセミナーを行います。(通信テスト:https://zoom.us/test

    オンラインセミナー参加方法
    https://www.p-ban.com/others/online_seminar_beginner.html#online_flow
    備考/th> Zoomは、事前にインストールしてください。初期設定に5分ほどの時間を要します。
    お申し込み時のメールアドレスは、Zoomサインインで使用するものと同一でお願いします。
    技術セミナー開催前日までに「招待リンク」を送付します。
    当日は、招待リンクをクリックすると参加できます。

    講師

    アナログ・デバイセズ株式会社
    石井 聡 氏
    1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士合格。1986年東京農工大学電気工学科卒業、同年電子機器メーカ入社、 長く電子回路設計業務に従事。
    1994年技術士(電気・電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期 (電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。
    2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社。2018年中小企業診断士登録。 現在、リージョナルマーケティンググループ・シニアテクノロジスト。
    デジタル回路(FPGAやASIC)からアナログ、 高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験。また、外部団体主催セミナーの講師を多数務める。アナログ・デバイセズでは「一緒に学ぼう!石井聡の回路設計WEBラボ」で多数の技術資料を公開。トランジスタ技術誌 2020年8月号より「Gbps超ハイスピード・プリント基板設計教科書」を連載執筆中。
    「アナログ・デバイセズ株式会社」ホームページ>
    「一緒に学ぼう!石井聡の回路設計WEBラボ」」ホームページ>