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お客様の声 ユカイ工学株式会社 様

2013年09月

「早くて正確」仕様の選択肢が多いのも嬉しい

ロボットや各種ハードウェア、ソフトウェアの開発・企画を行う注目のベンチャー企業、ユカイ工学。ユニークなミニロボットや最先端のツールキットまで多彩な展開を見せる同社に、今後の事業展開や「P板.com」の基板の魅力についてお聞きしました。

貴社の事業内容をお聞かせください。

青木さん コミュニケーション用ロボットが一家に一台使われるという時代が、いずれ必ず到来すると当社は考えていて、それに使えるような技術を製品化するというのが基本コンセプトです。
これまでシャープさんのロボット掃除機「ココロボ」の開発に協力したほか、着せ替えロボット掃除機「タルト」などを開発しました。 さらに当社の設立前に私が所属していたチームラボという会社と共同で「チームラボハンガー」という製品も開発しています。 これはアパレル店舗向けのもので、服を手に取ると、その詳細情報を店内の大型ディスプレイに映し出すというサイネージと連動したサービスです。

自社商品にはどのようなものがありますか?

青木さん PCに接続してSNSと連動して動くミニロボット「ココナッチ」や、目玉型ロボット「Miruko」などを開発しました。 ココナッチはAmazonなどで購入できるほか、企業との共同研究にも使っています。

大和ハウスさんのスマートハウスのインターフェイスとして家の中の各部屋に配置して、 電力消費量が増えてくると赤く光ったり、触ると部屋が省電力モードになってエアコンが消える、といったインターフェースとしてご使用いただいています。 Mirukoについては、これをベースに「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「目玉おやじ」ロボットを作って、鳥取県の「水木しげる記念館」で妖怪探しを楽しめるアトラクションが行われました。

ロボット掃除機から「目玉おやじ」まで、実に幅広い展開ですね。

青木さん 最近ではiOS端末からBluetoothを使って操作できるフィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi」をリリースしました。当社はBluetooth 4.0モジュールに力を入れています。 4.0のBluetooth low energyという規格は省電力性に優れており、iPhoneアプリを作る際にAPIが公開されている点も魅力です。 この技術は家庭用ロボットのさまざまなセンサーと通信するのに必要だと思っています。

「P板.com」の基板を初めて採用したのはどの製品でしたか?

青木さん 「目玉おやじ」ロボットが最初だと思います。学生の頃からP板さんには「早くて正確」というイメージを持っていましたが、 実際に仕事で使ってみて、海外の業者と比べたら差は歴然としていましたね。

どんな点に違いを感じますか?

青木さん 海外の業者の場合、実装マシン用のマークが隠れるトラブルなどが起こりましたが、「P板.com」はこのようなトラブルが圧倒的に少ない。 また、少しでもデータに不明な点があると確認の連絡が来ますし、色々とアドバイスもいただけます。あと細かい話ですが、基板の色の選択肢が多いのも魅力です。

「konashi」のときは個人が趣味で使うことも多く、基板の色も見た目のいい黒にしたいと思いまして、黒い基板を選べるP板さんにお願いしました。

今後の事業展望をお聞かせください。

青木さん 当社のミッションは「世の中をユカイに」です。ただ便利なだけでなく、その結果として世の中がユカイになるものを作りたいと思っています。
そのためにも、今後は人とコミュニケーションするロボットを心地よく動かす技術や、ビッグデータの解析、音声認識などがキーのテクノロジーになると思いますので、 そのような技術を使った製品開発に取り組んでいきたいと思っております。

お忙しいなか、とても貴重なお話をありがとうございました。

青木 俊介 様にご利用いただいたサービス

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